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1. さくらももこ
2018年は
西城秀樹がブルースカイに旅立った衝撃に続くように、
秀樹ゆかりの方々が天に召された年であった。
さくら ももこ1965年5月8日生まれの漫画家、エッセイストである。
静岡県清水市(現・静岡市清水区)出身。血液型はA型。身長159cm。一男の母親。
2018年8月15日逝去。享年53歳であった。
代表作『ちびまる子ちゃん』は自身の少女時代のエピソードを漫画化したもので、主人公の本名も「さくらももこ」だ。
一方で、初期エッセイ集三部作『もものかんづめ』『さるのこしかけ』『たいのおかしら』もいずれもミリオンセラーを記録している。
『ちびまる子ちゃん』の作中では、
まる子のお姉ちゃんが西城秀樹の大ファンであった。← (//_//) ノンフィクションアニメよ〜
同作品は昭和の庶民の生活を伝えることを中心に据えながら、
「西城秀樹」という時代が生んだ一大スターを
現代に知らしめる役割も果たしたと言えよう。
2. まる子とお姉ちゃんに捧げるぜ!
さくらももこさんとお姉さんとは、
前述した通り、同年5月16日享年63歳にして永眠した西城秀樹と、
ともに歩んだ人生であったといえる。
西城秀樹は、デビューしてからアイドル期をひた走った前期
落ち着いたバラードも歌えるようになり「ヤングマン」を頂点とした中期、
髪を切り、「抱きしめてジルバ」「ギャランドゥ」などのヒットを放った後期
…… と、その活動を大まかに3つの時期に分けることができる。
作者の自伝的キャラであるちびまる子ちゃんは、作品中小学3年生8歳の設定となっている(お姉ちゃんは6年生で11歳か12歳)。
…… ということは、だ。
お姉ちゃんが秀樹に熱中し始めたのは、
さくらももこさんの生年に8歳を加えた年
つまり1973年 ー 1974年 にかけてということになる。
この時期は、
新御三家(西城秀樹・野口五郎・郷ひろみ)の中でも1人出遅れていた秀樹がいよいよ覚醒。
『情熱の嵐』『ちぎれた愛』『薔薇の鎖』『激しい恋』『傷だらけのローラ』と立て続けにワイルド&セクシーなヒットをかっ飛ばし、
郷ひろみ、野口五郎を抑えトップに躍り出た時期だ。
ちびまる子ちゃんのお姉ちゃんは、この時期の秀樹に熱狂していた訳だね。よっしゃ!← (//_//) つい ……
ひろみ・五郎を抜き去るという正に秀樹の覚醒・躍進期。そのお姿は余りにも眩しくてファン逹ですら直視できず!← 後半は都市伝説 (//_//) ← この人発w
3. 西城秀樹『激しい恋』
まるちゃん、お姉ちゃんに
捧げるのは、⤴︎ この曲だっ‼️
「止めろと言われても (ヒデキー!)
今では遅すぎた (ヒデキー!)
秀樹の代名詞ともなり得るこの曲。
しかし秀樹自身が、その振り付けに改訂を加えているのをご存知だろうか。
《元祖》「止めろと言われても …… までは右膝の上に右手を置き、
今では遅すぎた …… で両手と右膝を跳ね上げる。
《改定後》「止めろと言われても …… で右膝の上に置いていた手で、
1回膝をポンッと叩いてから、その後の動作に移って行くのだ。
(//_//) どちらもいいわよ〜、秀樹。
私としては、
「止めろと言われても」でグッと抑圧の掛かった恋への答えが
「今では遅すぎた」なんだから、
ポンッなんて叩いて反動を付けない方が好みですけれど〜
まる子達が観ていたものもポンッと叩かない方だろう。
子どもながらに、
(恋への)抑圧 ↔︎ 反抗 という構図に惹かれていたんだぞぅ
とにかく『激しい恋』の前半部は、
このキャッチーな歌詞とマッチした絶妙な振り付けに
私の 子ども達の全てを持って行かれる。