1. 安室奈美恵
1977年9月20日、沖縄県に生まれる。
1992年、中学3年生の時に「SUPER MONKEY'S」の一員としてデビュー。
1995年、高校に通っていたら3年生である。この時に小室哲哉と出会い、以降、楽曲をプロデュースして貰うようになると、一気に人気に火が付く。
その結果、茶髪のロングヘアー・ミニスカート・細眉・厚底ブーツなどといった彼女のファッションスタイルや髪型、メイクなどに憧れる若い女性たち、いわゆる"アムラー"が大量発生した。
この小室とのカップリングは2001年まで続いている。
2. 人生
1997年、安室奈美恵 20歳の時にTRFのSAMと結婚、息子を出産するも、2002年には離婚。1人息子は、安室の手によって育てられることとなる。
また1999年に母親が殺害されるという不幸な事件に見舞われた。( 安室 22歳 )
そうして2017年、安室40歳をもって歌手活動から引退することを宣言する。
こう眺めて来ると、何とも前のめりの、何もかもが早めに早めにと実現して行く人生である。
現在世間の注目を集める引退宣言も、一見、彼女の加速度的な人生の一環の中に組み込まれているように感じる。
3. 音楽活動
安室奈美恵の開花は、小室哲哉とのコラボレーションによってなされたと言える。
特に、1997年にリリースし、ドラマ『バージンロード』の主題歌となった「CAN YOU CELEBRATE?」はダブルミリオンを突破し、
オリコン年間シングルチャート首位を獲得している。
私はこの小室との出会いを祝福しつつも、
彼の曲、それを安室が歌っても、魅力的とは感じなかった。
「CAN YOU CELEBRATE?」を聴いてすらそうなのだから、
小室とのカップリング曲は、多分私には全滅であろう。
これは私が、安室の目指すブラックミュージックを得意としないことにも原因はある。
けれどもそれよりも大きいのは、小室哲哉の作る曲自体の薄さにあった。
彼の曲は、電子音というツールが先にあって、
それに乗りやすいように作られていた。
つまりメロディよりも電子音の響きの方が強い。
歌詞など二の次三の次であった。
対して安室の歌唱は、軽快でもあるがドラマティックでもある。
158㎝ という小柄な体躯で、迫力のある声量で歌う。
小室とのカップリング曲は、
安室のキレの良いダンスを眺めながらBGMとして私の背後を流れていたが、
心の中には染み入って来なかった。
そもそもこれらの曲は、BGMとして聞くべきものなのかもしれない。
4. 容姿
安室奈美恵にとって、容姿は非常に重要な要素だ。
安室ちゃんは美しくも可愛い。
完璧なスタイルと完璧な輪郭、
私は安室奈美恵ほど輪郭の美しい人間は見たことがない。
けれどもやっぱり安室ちゃんは可愛いのである。
安室ちゃんのお鼻は丸い上に、上を向いている。
一時期「猿顔」などと言われたのも、このお鼻のせいだ。
言っておくが、お鼻の形が悪いのではない。可愛いのである。
5. ファッション
だからこそ、彼女にはアムラーと称されることになるファッションが似合った。
金髪・ミニスカート・上げ底履を身に付けた安室奈美恵は、可愛かった。
世間の女子高生達が全員憧れる程に似合っていた。
6. 息の長いアイドル
安室奈美恵はアイドルであった。
ミュージシャンとは言い難い。
容姿にしろファッションにしろ、
女子高生がこぞって真似をしたがるアイドルなのだ。
安室ちゃんの歌があまりにも上手いから。
PVで颯爽と歩く安室ちゃんの姿があまりにもミュージシャンぽいから。
安室ちゃんのプライドが、
あまりにもミュージシャンのそれであったから、
私達は忘れていただけなのだ。
…… とするれば、アイドルの賞味期限は20代までだろう。
安室奈美恵は息の長いアイドルであった、と言える。
中学3年生でデビュー、
高校3年生でブレイクし、
20歳で結婚、
40歳で引退。
きちんきちんと定規で測ったような彼女の人生を眺めると、
彼女自身もそのことに気が付いていたように感じる。
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