1. 幸田露伴
『五重塔』などの代表作を持つ幸田露伴が、
掃除に大層厳しかったことは、
娘の幸田文が書き残しています。
先ずははたきがけから教わった文は
うまく行かず、
「はたきの先が障子紙に当たり、ぴしりぴしりと音を立てるのを見て、露伴に障子紙が泣いているとからかわれ」たと記しています。
さてきょうは、
幸田露伴に私流も加えつつ、
『掃除のいろは』のお話です。← (//_//) 皆さま重々ご存知かと思いますが〜
2. 高い所から
文ちゃんが苦心したはたきがけ。
そうです。
つまり、掃除は高い所から
ハタキを掛けることから始まります。
その時私が用いるのが脚立です。
脚立に乗っかって身長を底上げして部屋を見直すと、
見える(埃の)様子が違って来るのです。
私は脚立に乗ったままハタキを掛けてしまいますが、← ナナ猿🐵だから〜 w
皆さんは下りてからにして下さいね。
目で埃の在り方を確認しているので、
綺麗にハタキを掛けられます。
3. 拭き掃除
次に注意することは、
掃除の要は拭き掃除。
これは母の口癖です。
それでは2種類の拭き掃除を実践してみましょう。
◾️ 飾り物などが置いてある場合
① 飾り物は全部どかします。
② 拭き拭き
③ 飾り物もサッと拭きながら戻します。
◾️超難関『サッシの溝』の場合
① 割り箸を薄めのタオルなどで包みます。
② もっと狭い所は、
串2本を使い、串のおしりをタオルなどで包みます。
③ 出来上がり!
少〜しだけ丁寧に掃除しておくと、
次回、次々回とぐっとラクになります。
(//_//) それでも幸田露伴先生がいらしたら、
「まだまだ!」って叱られそうですけれどー。
4. 呪文
それではひと通り掃除を終えたら、
「あとみよそわか」
露伴は、掃除の後にもう一度振り返り、
やり残しがないかよく確かめるための
「あとみよそわか」という呪文を唱えたそうです。← (//_//) ワンダホー!
🔻 娘の幸田文は、
料理・洗濯・掃除などの家事全般を
幸田露伴から徹底的に仕込まれます。
その全てが、⤵︎ この随筆に書かれています。
「家事のいろは」はこれでマスターしましょう
軽妙でユーモラスな随筆なので、
すいすい読めますよ ❤︎
- 作者: 幸田文,青木玉
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2009/02/05
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