1. デビューまでの経緯
松田聖子、1962年3月10日生まれの57歳である。
1979年(18歳)にサンミュージックに所属して89年(27歳)に独立する。その間に、24曲連続オリコンシングルチャート1位など眼を見張るような数々の記録を打ち立てた。
まずはこの〈究極のアイドル〉松田聖子のデビューまでの経緯をたどってみよう。
① 聖子はサンミュージックに所属する前年1978年4月、ミス・セブンティーンコンテスト(集英社・CBSソニー共催)の九州地区大会で、桜田淳子の「気まぐれヴィーナス」を歌い優勝した。しかし、ご両親に反対され全国大会は辞退している。
② 一方、当時のCBSソニー制作部の若松宗雄プロデューサーはその歌を聴いて「売れる声だ」と確信しスカウト。聖子と連絡を取り続け、東京でプロモーションまで始めていた。何社か訪れた末にやや食指を動かしたのが、サンミュージック事務所だった。
③ 1979年5月、九州の私立高校の3年生であった聖子は、単身サンミュージックの事務所を訪れる。上京した聖子の受け入れを「断るつもりでした。」と証言するのは、同社の元専務の福田時雄名誉顧問(86歳)。
けれど、持参した山口百恵や岩崎宏美のカラオケテープに合わせて聖子が歌ったとたん、(創業者の故・)相澤秀禎も当の福田時雄も、伸びやかな聖子の声に釘付け。サンミュージックで引き受ける決断をする。
「見た目の第一印象は、清楚なお嬢さんといった感じで、ここまでビッグスターになるとは正直思いもしなかったんです。」とは、上記福田氏の弁。
④ 同年夏休み明け、父の理解を得た聖子は、九州の高校から上京し堀越高校に転校する。
⑤ 同年11月に始まる日本テレビ『おだいじに』というドラマで(事務所所属の)太川陽介の相手役に決まり、歌手より先に女優でデビュー。
⑥ そのドラマ出演中に洗顔料「エクボ」のCMモデルのオーディションを受け、声が認められCMソングの歌唱で起用されたところ話題になり、CM曲のタイトル「エクボの季節」を「裸足の季節」と変更。1980年4月堀越高校を卒業と同時に、この曲でデビューする。
⑦ 実はその前月に、山口百恵が引退発表をした。そこでいきなり聖子がポスト百恵として注目され始める。
⑧ 2曲目の「青い珊瑚礁」が大ヒット。そこからの快進撃は他の追随を許さないものであった。
(以上『週刊朝日』2016年8月12日号より一部抜粋)
注目すべきは、松田聖子が見出されたのはその歌声によってであり、CMソングの歌唱という、歌声のみで先ず世に出たということだ。
また、容姿については、特段の魅力を感じさせるものではなかった、とプロの言葉によって語られている。 ← (//_//) 芸能界って(特に昭和)ホントに高望みの世界よね〜。聖子ちゃんで不足なら、私は遠巻きの遠巻きの遠巻きで眺めているしかないわ〜。← 現にそうしているわ〜w
2. 選抜高校野球
只今夏の甲子園で熱戦を繰り広げている最中だが、
実は春の選抜高校野球大会では第34回(1962年)大会から、その入場行進曲として、アイドル等の持ち歌が使われていることをご存知だろうか。
1981年(昭和56年)の第53回大会では、松田聖子の「青い珊瑚礁」が入場行進曲として選ばれている。デビュー2曲目のこの曲が、かくも爆発的に若者達の心をつかんだことが窺い知れよう。
遡って第34回大会で用いられたのは、1985年(昭和60年)8月12日18時56分、34年前の本日、『日航機墜落事故』に巻き込まれ、520名の乗客の1人として尊い命を奪われた、坂本九さんの世界的大ヒット曲『上を向いて歩こう』であった。
3. 国宝級に輝いたその理由
その理由は ……
郷ひろみがいたからだよーーーーー!← 王様の耳はロバの耳ーーー!って感じ?
松田聖子はデビュー前から、郷ひろみの非常に熱烈なファンである。
それが、憧れて憧れて好きで好きで堪らなかった郷ひろみと、毎日のようにスタジオで会えるんだよ。
もう最高に可愛く見えるように頑張るさ〜。頭はそれでいっぱいだよ〜。ぶりっ子もしまくるよ〜。女性ホルモンなんか10倍増に出てくるよ〜。
私個人の卑近な例ではあるが、妹ながらに
『最近のお姉ちゃん、眩しいくらいに綺麗〜!』って思っていた矢先、姉は意中の彼氏とお付き合いし始めたもんね。← (//_//) 何だかな〜な比較で申し訳ありません。
でも18・9歳の女の子なんてそんなものよ。
確かに聖子ちゃんはプロ意識も高くて、どんなに疲労していようと常に最高の笑顔を絶やさず、最高の歌とリアクションとを返した。もちろんそれはファンの為であったろうし、自分の仕事に対する責任感の現れでもあったろう。
でも、最初に気に入られたかったのは郷ひろみだ。聖子の頭をいっぱいにしたのは彼だ。
聖子はデビューと同時に憧れの彼との恋愛を目指す。
恋愛こそが、女性を最も美しく進化させ輝かせる要因となるのだ。
4. 聖子ちゃんの国宝級の可愛さ
聖子の磨かれ速度は速かった。← (//_//) 私もそうありたい。← ギャグ
それは首が長く小さな顔の造作が元々愛らしかったこともある。持って生まれたしぐさのしなやかさ。彼女はたくさんの美しいものを持って生まれている。
加えて、男性との恋愛、やり取りを人一倍楽しめる性格。恋愛の駆け引きにおける、相手や自分自身のコントロールに長けているという才覚。
彼女は利発である。
①
②
③
④
番外編
こうして松田聖子は、
そのミルキィなクリスタルボイスを武器に
強運も味方に付け
郷ひろみという明確な目標の元に
光り輝く国宝級の可愛さ・美しさをも手に入れたのであった。← 後、足りないものってある?
良い意味での負けず嫌い、そうして努力家さんなんだよね。
かくもたおやかで儚げな彼女の内面に存在する『ど根性』には、素直に敬意を評したい。← 聖子ちゃんの醸し出す庶民的な感じも好きです。
さて、それでは行きましょう。超絶可愛いよ〜😍 覚悟しなしゃれ。
松田聖子『青い珊瑚礁』
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⤵︎ こちらは『夜のヒットスタジオ』で郷ひろみさんと初共演した時の様子です ❤︎
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