『ブルー スカイ ブルー』がなぜこんなにも心を打つのか。大海原や大空が持つ底知れぬ力に想いを馳せながら語ります。この文章は、2018年に書かれたものです。
1. 追悼コーナー
本年の大晦日第69回紅白歌合戦で
5月に63歳で逝去された西城秀樹さんの追悼コーナーが設けられるという。
それで大いに期待しいていたのですけれど、
新御三家と呼ばれていた残りの2名、
郷ひろみと野口五郎とで
秀樹の歌を歌うのですって。
はっきり申し上げて、
私の期待していた内容とは違いました。
でも、郷ひろみさんや野口五郎さんのお気持ち、
とても嬉しいです。
きっと心を込めて歌ってくださると思います。
NHKさん、
ご配慮をどうもありがとうございます。
さて、こんな機会でもないと
この曲については書けないから、
(//_//) 行っちゃいましょう。
西城秀樹 ……
2. 『ブルー スカイ ブルー』
(T_T) ← もう泣いてる …… 迷惑行為 ……
『ブルー スカイ ブルー』は、
1978年8月25日にリリースされた西城秀樹の26枚目のシングルである。
愛する人との別れの思い出を青空にダブらせて歌ったバラードで、作詞は阿久悠。
秀樹23歳。
秀樹はいつも曲中のストーリーに身を投じて熱唱する。
しかし、この日の秀樹の感情移入は凄かった。
「はいっ」と
秀樹らしい掛け声が入り、
……ふと思い詰めた表情。
それから、少年のような瞳を
真っ直ぐにTVの前のそのひとに向ける。← (//_//) 私っ? ← 妄想はもうよそうw
「あのひーとのゆーびに絡んでいたー
ゴールドの指輪を引き抜きー 」
許されぬ恋か …… 辛いよね …… ← (//_//) 知ったかぶり子
短いフレーズの終いにも綺麗にビブラートをかける秀樹。
「このぼくとーともにー歩いーてとー
無茶をー言ぃったーあのー日ー」
ふと一途な眼差しをする秀樹を思い描く
抑えた歌唱が真剣な想いを伝える。
3. Bメロ
「ふーり向ーけばー あーのとーきのー
目にーしみるそ・ら・のー あーおさーぁ思うー」
透明感が勝るハスキー。
伸びやかさと声量。
特に「あーおさー」が空まで突き抜けて行く。
秀樹、空を見上げたまま(間奏)
この時に、秀樹の口元が僅かに震えるのを見逃すな。← (//_//) 秀樹歌に入ってるね。
4. 名曲たる所以
2番。
ぐいぐい熱唱来ますよ〜
「かーなしーみのー たーびだちにー
…… (省略) …………」
のBメロの後、
同じメロディーラインで
「ラーララーララー …
…… (省略)………」
と繰り返すことにより
視聴者にワンテンポ置かせるというか
大サビの前に数小節の「ララララ」の溜めを入れてから ………
ガッと手を空に突き上げて
「青空よ・こ・こ・ろ・を・伝え・てよーー
悲しみは・余りにも・おおーきいーーーー」
秀樹の腹から発声される熱唱が響き渡れば渡る程、
それ以上に空は青さを深め果てしなく広がる。
王様の耳はロバの耳
海に向かってバカヤロウだ。
私達はやるせない思いを
大自然に向かって爆発させるではないか。あれだよ。
自然の懐は深い。
自然の中に吸い込まれ伝えたいけれど伝わらないからこその
清らかな熱唱がここにある。
けれど大自然は何処までもあの人に繋がる唯一の手立てでもあるのだよ。
『悲しみは・余りにも・おおーきいー』とそうして
伝わらないけれどきっと届く『さーよなーらーとー』
秀樹、歌い上げ、
全てを振り切ったように
両手を思いっきり広げ、
青空をバッと仰ぐ。
5. 第69回紅白歌合戦大トリは西城秀樹で
NHKさま、
秀樹の歌、
秀樹以外のどなたかに歌えるのでしょうか?
単刀直入、これはもう秀樹に歌って貰うしかないのでは?
秀樹の長身を大画面で見ながら、
大トリは西城秀樹。
『ブルー スカイ ブルー』
この1曲で良いと思う。
ともかく、
今年最後に
『青空よ・こ・こ・ろ・を・伝え・てよーー
悲しみは・余りにも・おおーきいーーーー
青空よ・遠い・人に・伝えて
さーよなーらーとー』
私達からも西城秀樹へ
(//_//) 「それでは行きましょう。第69回紅白歌合戦、
残すはこの1曲です。
西城秀樹『ブルー スカイ ブルー』」← 勝手にやるでない。
西城秀樹 ブルースカイブルー
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