1. バンクーバー・オリンピック
重要なのは、バンクーバーオリンピックにおいて、四回転ジャンプを跳ぶことができたのはプルシェンコだけであったということだ。
しかし結果は、四回転を跳ばないながらも審査員を魅了したとして、ライサチェック選手が金メダルを獲得した。四回転を跳びながらプルシェンコ選手は銀メダルに終わった。
試合後プルシェンコは、
「四回転を跳んでも金メダルが取れないのなら、どうやって金メダルを取ればいいんだい?」と嘆いたという。
2. 採点方法
バンクーバーオリンピックでは、女子フィギュアにおいては、浅田真央とキムヨナが激突していた。キムヨナを優位に導く為に、オリンピック開催を前にして、フィギュアスケート界では多くの不自然な採点方法の変更が行われた。
その余波が男子フィギュアにも影響を与えていたのである。その結果、四回転を跳びながら、プルシェンコは沈んだ。
3. 後継者
「次は君の時代だ。」と言われてリンクに登場したのが、羽生結弦なのである。
羽生は、四回転を幾つもプログラムに入れて跳びまくった。
「( ゆづのスケートは ) 次元が違う。」
それは当初、驚異的な離れわざとしてスケート界を震撼とさせた。
4. プログラム
バンクーバーオリンピックの呪いはもう1つ存在する。
直前に行われた採点方法の変更により、浅田真央はどのように知恵を絞っても、キムヨナには勝てないプログラムしか組めなくなっていた。
リンクに上がる前から、宿年のライバルに負けているのである。プログラムがー。プログラムがー。
浅田がよく口にした
「ノーミス。」
しかし、例え浅田がノーミスで滑ったとしても、キムヨナもノーミスで滑ってしまえば、負けてしまうのである。
それはどのような気持ちであったことか?
真央ちゃん?
泣けてくるよ。
5. 絶対王者のプログラム
そうして数種類の四回転ジャンプが存在する今、羽生が全種類の四回転ジャンプをプログラムに組み込もうとしたのは想像に難くない。
演技に先駆けて、プログラム構成で首位に立つ。羽生が実践によって身に付けた必勝法であるからだ。
さて、羽生はここで深呼吸をするべきだ。
そうして、気持ちを柔らかく持とう。
君の側にいつもいるのは誰だい?
プーさんさ。
プーさんと一緒に必勝プログラムを組み直そう。
今こそプーさんと、より一層、一緒に歩む時だ。
Who is the poo for Yuzuru?
🔻 こちらから『もの、ごと。』をご覧になれます。
[参加中]
🔻 こちらのボタンをポチッと押して頂けますと、ナナ猿🐵くんのランクがアップします。
応援してくださるととても嬉しいです。
にほんブログ村