1. SEIMEI
羽生結弦は2015ー2016にかけて、映画『陰陽師』のテーマである「SEIMEI 」に乗って演技しワールド・レコードを更新した。
そうして2018年、平昌オリンピックを目前に控えた今年も、「SEIMEI 」で舞い頂天を目指すこととなったのである。
2. 衣装
ジャンプを始めとしたテクニック的な進化、成熟も大きな見所であるが、題材が平安時代だけに、羽生の身に付ける衣装にも興味を惹かれる。
前期に身に付けた衣装と、今回カナダワールド・クラシックで身に付けたものとを比べてみよう。
どちらも平安時代に男性貴族が身に付けた狩衣 ( かりぎぬ ) を模している。狩衣の特徴は、1番表にまとう衣服の肩のところに切り込みが入っていて、その下の衣服の色が見えるところである。貴族の優雅な色襲の遊びがあり、しかもかっこいい。
貴族の衣装には他にも直衣 ( のうし )、正装の束帯 ( そくたい ) などがあるが、画面で見る限り狩衣で決まりであろう。
3. 平安装束
注目すべきは、今回の衣裳の襟だ。
前期はただの丸襟だったものが、着物の襟合わせのようにデザインされている。しかもそこには着物の襲 ( かさね : 異なる色の着物を重ねてまとい、その襟をずらして着ることによって、綺麗な色の重なりが作られること。) の技法まで再現されていたのである。
本気だ!
本気の平安装束だ!
4. 色
…… となると、注目されるのは色だ。
パンツは黒でいい。決まり。
上着は?
前期は白地に繊細な刺繍が施されており、全体的には美しい萌黄色といったところだった。
カナダワールド・クラシックも白地に金の刺繍が施してあった。地の生地にも模様が入っており、凝った衣裳であった。色は白の印象が強い。
本番は?
私は、是非、紫を着て欲しいと思っている。平安時代、最も高貴とされた色だからだ。
色の濃さ、薄さはゆづくん陣営に任せよう。ゆずくんに最もあった紫色で世界の檜舞台に立って欲しい。
5. その他
後、直垂とか烏帽子とかいろいろあるけれど、別にゆづくん、平安マニアじゃないんだし …… 。
スケートで滑るのが第一義なのだから ……。← 言わずと知れたこと〜。
とにかく頑張ってくださいね。
刺繍も念入りにお願いします。
何もかも楽しみにしています。
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