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お喋りなNana 生活や芸能

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虐待における殺意と少子高齢化社会の行く末

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継子(けいし)を虐待し死亡させる事件が後を絶たない。継子に対する殺意の有無と、少子高齢化社会のこれからを関連付けて考察します。

1. 目黒区5歳児虐待死


2019年3月、船戸結愛ちゃんが1ヶ月半にわたる虐待の末、肺炎から引き起こされた ※ 敗血症により5歳の命を奪われた。


10月1日東京地裁で行われた初公判において、
父親の雄大被告(34)は大筋で起訴内容を認めた。弁護側は実子ではなかった(=継子)結愛ちゃんの「(本当の)親になりたい」という気持ちが虐待の背景にあったと主張した。


こう主張した弁護側と更に涙した父親、
私たちはこの主張をどのように受け止めたら良いのだろうか。


※ 敗血症 … 免疫低下時にかかる感染症により組織障害や内臓機能障害が引き起こされる症状。



2. 虐待


船戸家の家族構成は父親である雄大被告と母親の優里被告、雄大にとって継子にあたる結愛ちゃん(5)、対して実子の男児(1)というものであった。


この家族は、1月下旬に香川県から東京に引っ越して来る。雄大被告が東京に新しい就職先の目処をつけた為である。しかし、その目処は実現に至らず家族の生活は厳しいものとなる。


起訴状などによると、雄大被告は昨年1月下旬ごろから結愛ちゃんに十分な食事を与えず、シャワーで冷水をかけて顔面を複数回殴るなど暴行。衰弱していたことを認識しながら、虐待の発覚を恐れて医師の診察を受けさせなかった。


一方で、実子の男児を連れては外出もし、通常と変わらない子育てを行なっている。

3. 継子いじめ譚(ままこいじめたん)


継子いじめ(ままこいじめ)について書かれた書物は平安時代から現れている。


内容については残酷なものも多く、
『継子と味噌炊き』では、
後妻が、何も知らずに寝ていた3歳になる継子を紐で首を締めて殺してしまうばかりか、
翌朝(証拠隠滅の為か?)殺した子を味噌を作る大きな釜で豆と一緒に煮てしまうのである。


かくも継子はやることなすこと鼻につき、激しい憎しみの対象となり易い。


雄大被告も、(実子には何事もなく)結愛ちゃんに対してのみ、
過酷な運動、勉強、家事を課し、
挙句の果てには難癖を付け、
激しい暴行を加え続けた。

4. 殺意の有無


ここで注目したいのは、
雄大被告が結愛ちゃんへの虐待の中で、
ダイエットと称して過酷な食事制限を強いていたことである。


前述したように雄大被告はこれを、
「理想の父親になろうとした」証としている。


一方で、人間を狂わせるものの一大要因は「金」だ。
雄大被告は「金」の捻出に非常に困っていた。
そのような状況下において、
継子に与える飯を買う金を出すなどはもっての外である。


江戸時代、極貧に喘いだ農家は当たり前のように間引きをした。
食いぶちが増え生活を維持することが困難と判断した時、
生まれてすぐの赤子を殺したのである。実子といえどもーだ。


どんなに時代が変わろうとも人間の本性は変わらない。


雄大被告が経済的な事情からも結愛ちゃんの存在を抹消したかった、
という気持ちがあったことは容易に想像できる。



5. 年金問題


私は両親の介護をしている身だから言い切れるが、


私が両親を見、尚も自分を支えていられるのは、
両親が経済的に自立しているからである。


両親の経済はひとえに年金と介護保健、高齢者医療保険によって支えられている。


もしこの体制が崩れ
介護とともに経済的な負担まで子どもにのしかかってきた時、


実子とその配偶者は
自分たちを支え切れるのであろうか。
高齢者たちに憎しみを覚えずに過ごすことができるのだろうか。


そうなった時
虐待は、
思わぬ経緯で、
「子から( 継 )親へ」という形態を取るようになるのかもしれない。


「( 継 ) 親の間引きをしたい」とする心理が働き始めるのかもしれないのである。

6. 社会


人間は所詮生き物である。
弱者である子どもから強者の大人になり再び高齢者という弱者へ返って行く。


人間が本能の赴くままに行動した時、
その先には残虐な結末しか想像できない。


人間が社会的生き物として行動し得るような万全の社会体制を
何をおいても守り整備しなければならない、と私は思う。


末筆になりましたけれども、
結愛ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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