1. 子どもの時期にしか経験できないこと
例えば幼児がダンゴムシを目にしたら、
その子は迷わず手を伸ばすでしょう。← 食べちゃダメよ〜
それを女子高生の手に握らせたら
…… (||_||) 怖くて想像できんわ。
その幼児は、
小学校3・4年生になると
いわゆるギャングエイジに突入です。
ま、友達とツルんでピンポンダッシュとかやるんですな。
その傍、幼児や子ども達はずっと
虫を身近なものと捉えて接し続けます。
それは子ども達がまだ小さく視線が低く、
虫達をその視界に捉えやすいからかもしれません。
また子ども達は、まだ社会よりも自然の側にいて
その世界に接することに魅力を感じているからかもしてません。
何はともあれ、
その時にしかできない体験を積み重ねて行くことは
人間の成長にとって重要なものだと思います。
何故なら、上記の虫の例のように、
後から追体験しようと思っても、
その時期を逃した女子高生には
逆立ちしたって当時の感覚や気持ちは取り戻せないからです。
2. 最も身近な虫『蟻んこ』
まず身近な虫と言ったら、
頂点を極めるのはダンゴムシか蟻。← (//_//) ゴキブリはダメ!
それらにも触らずして大人になっちゃダメよ。
ア. 蟻を大量に発見
私の家の庭の端っこに植木鉢が2枚、
裏返しになって重なっていたから、
1枚を取ってみました。
(//_//) 落ち着いてっ!
蟻の卵よ。
こんなとこに巣を作っていたのよ。
ヒャッホーウ!← 私が子どもだったらね〜 (//_//) ……
じっと観察していたら、
あることに気が付きました。
…… どうやら蟻の巣は、鉢の外にあるらしい ……
イ. 蟻を追跡
次にやることは
勿論、下側にあった鉢もひっくり返すという作業ですね。← 素手で!
ヒョイッと。
左上の赤丸は土がふんわりと盛り上がった見事な蟻塚。
右下赤丸の中のものは何?
黒豆に入れるチョロギみたいな形。← (//_//) こうして子ども達には、食べられないものが形成されて行くのであった(笑)
ウ. 蟻の地下都市
よく見て ……。
よく出来ているのよ。
赤矢印で囲まれた中、
蕗の根が張り巡らされた奥に
ぎっしりと居住している蟻達が見えるわよ〜
3. 大人と『蟻んこ』
ここで私は切り上げ、
昼食を作りに家に戻ったのでした。
4. 子どもと『蟻んこ』
これが子ども達だったら止めないでしょうね。
掘って掘って掘りまくって、
目指すは ……
当然女王蟻さまよ!← (//_//) 大人になってもこのエキサイト振り( 照れ )
ところが、
蟻もさるもの、兵隊蟻を大量に前線に出して来て
噛みまくってくるのよね。
子どもの頃の私は、大量の兵隊蟻達に恐怖を感じいつも試合放棄。
女王蟻を見たことは
ついぞ 蟻 ありませんでした。
でも、今になって分かります。
あの興奮が、
あの恐怖が、
いかに純度が高く
かけがえのない感情だったかをー。
5. 空き地と子ども達
こういう体験の95% は空き地で行われました。
空き地で、
子ども達は虫を発見し
虫を触り
生まれてから10年程しか味わえない
虫達の世界で生きるのです。
そういう体験が子ども達の人間形成の基礎に有るのと無いのとでは
生命に対する第1章を読んだか読まないかというような
ややもすると大きな取りこぼしをしたまま
次の章に進んでしまい兼ねないことになります。
蟻やカマキリやカナブンや蛙や、← 最後、虫ではないね(笑)
それらと健全に遊ぼう。子ども達よ。
注 : 本文中にはやや気味の悪い画像が含まれます。
苦手な方はご注意くださいませ。← 遅いわ!
(//_//)/ ではでは〜!
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