１. 介護保険
『介護保険』とは、
４０歳のお誕生日から生涯支払い続ける
公的保険といったところでしょうか？
こちらもお金が関わるので、
確定申告にも関係するものかな…と思いがちですが、
関係はしません。
「公的保険」ですからね。
けれども逆に、
制度の概要を知っていないと、
保険料だけ支払って
適切な利用をし損ねてしまう制度でもあります。
きょうは補足編と致しまして、
『介護保険』のお話です。
２. 介護保険被保険者証
Ａ.『介護保険』の適用は、
６５歳以上になり、
且つ 介護が必要な症状が現れた時に申請します。
有名なものが
認知症ですね。
Ｂ. すると、
居住地の市役所の福祉課の方が訪問され、
介護度の度合いを認定されます。
介護度は
要支援１・２
要介護１・２・３・４・５
に区分されています。
介護度の証明となるのが ⤵︎ これです。
この度合いに応じて、
リハビリや体操、ヘルパーさんの派遣などの介護を受けられます。
また度合いに応じて受けられる介護費用の
上限が決められています。
＊ 上限までは個人負担の介護費用は発生しません。
３. 介護保険負担割合証
そうは言っても
現実的に上記の具体的な介護には
全て費用が伴います。
Ｃ. その費用の負担割合は
１割〜３割に
区切られています。
その費用の負担割合を記してあるのが ⤵︎ これです。
＊ 大概は上記２の介護認定度に応じた上限までを使い
各個人に介護費用がかからないようにします。
４. 上限を上回った場合
Ｃ.例えば、公的老人ホームなどに入居した場合は、
当然上限額を上回って来ます。
そうした場合、
３で記した割合に応じた金額は個人負担となります。
Ｄ. その時の救済手段として、
個人負担の上限額も決められており、
その上限を越えた金額は ⤵︎ 下記の書類を提出することによって
返金されます。
