もう堪りませんよ。今回は秀樹がバンド構成でノリノリロックンロールを歌ってくれます。ライブ会場でなくとも倒れちゃう〜！
１. 『セクシーロックンローラー』
アイドルの仮面を被りつつ
実はかなり早い時期からロックを披露していた秀樹。（by ano. ano. ki. さん）
ロックの前身であるロックンロール『セクシーロックンローラー』は、
１９７７年６月５日に発売された。
西城秀樹の２１枚目のシングル。２２歳である。
遡ること２年前の１９７５年（秀樹２０歳）に『恋の暴走』で、
シングルレコードでは初のロックンロールを披露している。
あの時も、芳野藤丸BAND（= 秀樹の助っ人演奏に入る時に名乗るバンド名だよ〜 ← ミニ知識）を引き連れていた。
それにしても、
自分で依頼したバンドを引き連れて
TV録画に臨むアイドル（仮面）歌手っているの？ ← @(T-T)@ 皆さま教えてっ！
かくも秀樹は、
歌番組の演奏隊からなめられそうな位に若手の頃から
常に音にはうるさかった。← シースルー衣装にもねっ @(//_//)@
「いろいろな意味でトンガっていましたからね。」と
後の短髪秀樹は語っている。
しかしトンガリ上等なのだ。
歌謡曲用の楽器編成では
ロックンロールを歌うのにはちと難がある。
２. ロックンロール上陸 by 秀樹
『ロックンロール』とは、
『Ｒ&Ｂ（リズム&ブルース）』を軽量化して、疾走感を持たせ、
リズミカルでノリノリな曲にしたものだ。
※ ８ビートを中心とした３種類のビートを使用して作られている。
※ ８ビート（エイトビート）：ドラムビートの演奏形態の１つで、「４分の４拍子を８分音符を基本単位として構成するビート」のこと。
２拍目と４拍目にアクセントをおくバックビートのスタイル（ズン・タ・ズンズン・タ 等）を持ち、ロックをはじめ、多くの現代ポピュラー音楽で使われている。
ワルの要素もあるんだよね。秀樹は。
デビュー当時のキャッフレーズだって
『ワ◯ル◯な１７歳』だもの。← @(//_//)@ 違うって
『恋の暴走』と、この『セクシーロックンローラー』では、
サラッと女の子の気を引くいかしたワル振りを見事に発揮している。
第二次性徴期並みに痩せた体型をしているのは、
当時「ブーメランストリート」・本曲・「ブーツを脱いで朝食を」のシングルヒットをかっ飛ばしながら、
劇団四季が主催するミュージカル『わが青春の北壁』の公演も行なっていたからだ。
しかし秀樹は、２０歳を過ぎてからもまだ身長が伸び続けていたというから、
第二次性徴期の雰囲気というのもあながち外れてはいないか。
３. 秀樹の誘惑
アア 身体が熱い
アア 心が熱い
常識じゃとても 止められない
君は 君はどうする
俺と燃えるかい
涙流して
俺と揺れるかい
甘い薔薇の匂い肌に付けて来いよ
罪な思いをしよう
刺激的にやろう
アアア...
髪を乱し汗を流し踊り狂え
君は天使になれ
俺は悪魔になる
アア 身体が熱い
アア 心が熱い
無茶をしてみたいと思わないか
そんな そんな夜だよ
俺を見てみろよ
よそ見しないで
俺にしがみつけ
光るルージュ付けた君にキスをしたら
どんな気分になる
悪いコトをしよう
アアア...
俺の肩に爪を立てて好きと言えよ
君は天使になれ
俺は悪魔になる
アアア...
俺の肩に爪を立てて好きと言えよ
君は天使になれ
俺は悪魔になる
ディストーションギター（歪みを強調するロック系エレキギターのこと）の軽快なイントロに乗せ、秀樹歌い出し。
「ア・アン かーらだーがーあーついー
ア・アン こーころーがーあーついー」
軽く歌い出したと思ったら、
グッと体勢を低くして
肘を曲げた右腕をバッと広げながら ← 足も腕も手長猿っと @(//_//)@ ← コラ！
「常識じゃあ・とてもー 止められない・」
と男っぽい潰し声を入れる
「壁ドン」的インパクト歌唱が来るんだよ〜。
（歌っている内容も「壁ドン」的インパクト内容なのよ〜。困るわ〜 ← と言いつつ大喜び♩）
「君はー 君はどぉすーるー
俺と燃えるかいーー」
で再びセクシー笑顔に甘い歌声。
この緩急の付け方にはヤラレルヨネー♩
セクシーな甘さと男っぽさとを併せ持つ秀樹だからできるんだよ〜
ミュージカル主演の実力も投入〜
秀樹の出で立ちは、
金パンに金のサマーニット
金の太いチョーカーに靴も金 ← オシャレさん。またまた探すの大変なものばっかり身につけて〜。このこの！@(>∀<)@ ← 変態猿🐵
４. 危ない歌詞 満載
ロックンロールのハイテンポに乗りながらに母音（ぁ・ぃ・ぅ・ぇ・ぉ）を明確に発音して歌う箇所は
見事な歌唱力を披露しながらも
… 危険 … 。
１番 サビの入り
「あまぁいバラァの香ぉり付けぇて来いぃよ」
「髪ぃを乱ぁし汗ぇを流ぁし踊ぉり狂ぅえ」
２番
「光ぁるルゥジュ付けぇた君ぃにキスゥをしたぁら」
ラスト
「俺ぇの肩ぁに爪ぇを立てぇて好きぃと言えぇよ」
この母音歌唱は ← ボイン @(//_//)@ ？ ← 止めれ …
男っぽい命令形も相まって、
セクシーさで相手の女性を押さえ込み、有無を言わせない。
本心では秀樹にこうされたいんだけれど、されるとやっぱり怖い ← キャー！
というファンの願望を呼び覚ますセクシーオーラ搭載の歌唱法なのだー。
「君は天使になぁれー 俺は悪魔になぁるー」
「悪いことぉをしよぉおー」
秀樹の誘惑
キスをしたらどんな気分になる？の次に来る言葉だかんね。
ウワ〜！私はダメ〜！身の程知らな過ぎる〜 ← 次の方にお譲りしなさい @(¬_¬)@ 1人でやっとれ
５. カッコいい秀樹
『セクシーロックンローラー』に
なりきって誘惑をかける秀樹は
男っぽさセクシーさを散らつかせながら、
この上なくカッコいい。
大切なのは「ロックンローラー」だということ。
キーボード奏者が秀樹をちらっと見ながら
トレモロ（ただ１つだけの音を小刻みに連続して発音する奏法）を
バシッバシッと入れて行く。
そうして
カッティングギター（カッ、カッと、歯切れよく音を切る奏法）と
トレモロ風ギターに寄り添われながら、
「アンアンアン アンアンアン
アンアンアン アンアンアン」
と誘いかけるこのお姿こそ、
ロックンロールの神降臨さぁぁ
間奏ギターに一回転する秀樹
全てがカッコよく決まって
振り向きざまに
「セクシー」← …ってこっちが言いたいセリフだよー！（レコードでは 私 女性が言っています。）
… と 『８時だよ！全員集合』を見ているちびっ子らにも
『夜のヒットスタジオ』を見ている恋愛適齢期の女性達にも
セクシーさとロックンロールを叩き込んだ秀樹であった。
それでは行ってみましょう！完璧なロックバンド編成にもご注目 @(//_//)@/
西城秀樹『セクシーロックンローラー』
「セクシーロックンローラー」H
🔻 こちら ⤵︎ は、秀樹のデビュー２曲目『恋の約束』から、初めてロック奏法で歌ったと思われるシングル『情熱の嵐』について書いてあります。🎤\@(∪3∪)@ うっ… うっ… うっ… ツッチャーン！どうぞ〜♩
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