1. 特設会場
2017年大晦日、年越しの迫るNHK内の特設会場に安室奈美恵はいた。
全身真っ白であった。
上半身はスーツ風にキリッと仕立ててあり、腰から下はふんわりとしたドレスになっていた。
照れたように、けれど毅然とメッセージを述べてから、「Hero」を熱唱した。
声量、心を乗せて歌われる「Hero」は圧巻であった。
…… と同時に、
これだけの素晴らしい歌を何故、同じ建物内にいる聴衆の前で披露しないのだろう?
私はその違和感を拭えなかった。
2. ライヴ感
安室奈美恵は最後までライヴ感に拘っていた。
でもそれなら、身近に聴衆を感じながら歌う方がいいのではないのかな?
出産後の復帰も紅白歌合戦であった安室。
しかしその時安室は、歌おうとしながら何度も涙で遮られ、袖口でそれを拭っていた。
今回舞台を特設会場にして聴衆と距離を取ったのは、そんな心優しい安室ちゃんが泣いてしまうことを避けたからかもしれない。
最後の紅白だもの。
アーティスト安室奈美恵として、完璧に歌いあげたかったのだろう。
また、来年の9月までさよならライヴは続く。
近くて、それでいて手の届かない存在。……… そういった安室の価値を守る為にも特設会場は必要だった。
ここで泣くのはまだ早い。
3. We love 桑田佳祐.
さて、今回の紅白で、最も重要な役割を果たしたのは我らが桑田佳祐だ。
安室ちゃんの熱唱、抜群の歌唱力の後で、
♩ ポン ポン ポン ♩ って、何だよ〜。
気が抜けるじゃないか〜。
世界で最も気が抜ける歌だ。
加えて桑田はNHKホールに来られない。だって年越しライヴやってんだもん。
こうして桑田が、コンサート会場からの中継を入れる。そのことによって、安室奈美恵が特設会場から歌った違和感が緩和されるのであった。← でかした!桑田さん
更に、桑田佳祐は歌が上手い!
ホントの話、安室ちゃんの熱唱力に対抗できるのは、桑田 ポン ポン 歌唱力に他ならなかった。← 「バラが咲いた」もうまかったネ〜 (T-T) 偉いよ〜!愛してるよ〜💕
とにかく桑田は、本拠地横浜アリーナにて、物語をまた紅白歌合戦へと引き戻すという大切な役割を果たしたのであった。← 絶賛!
4. 大トリ
その後、
紅組 石川さゆり
白組 ゆず
……と続いての終焉は本当に良かった!
石川さゆり、どんだけ歌が上手いの〜?お綺麗〜♩前のめりに聴いちゃう。
ゆずは、ハーモニーが凄過ぎて、絡み合い過ぎて、どれが主旋律だかいつも分からなくなるわ〜。
カラオケでも、絶対2人でないと歌えない。2人いても歌えない〜 ← もどかしい程の美味さ。
あ、欅坂46さん、過呼吸で倒れてしまったのよね。
すごく頑張ったのよね。お大事にしてくださいね。
(//_//) 何だか第4章は雑談風になってしまった。ごめんなさい。
以上です。
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