1. ブルゾンちえみに脱帽
今年も24時間マラソンが終わった。
ブルゾンちえみは23時間強、約90kmを走り続け、ゴールテープを切った。やっぱり最後は涙でぐしょぐしょ、ボロボロの状態であった。
しかし私が何よりあっぱれと感じたのは、走り終わっての視聴者の興味が
「( 24時間走り終えて) 化粧が落ちない?」というポイントに向いたところだった。
そこかい⁉︎
2. 問題点
今年の24時間マラソンは、2つの問題点を浮き彫りにした。
1つ目は、長年伴走していただいている坂本トレーナーの高齢化である。今年で69歳。もう限界であろう。かといって、日頃運動不足、不規則な生活を送る芸能人を、短期間で24時間マラソンに耐え得る身体と精神に鍛え上げるのは、至難の技である。
坂本トレーナーを置いては語ることができない部分だ。
2つ目の問題点は、マラソンランナーの選考の難しさ、不在という点である。話題性だけを追っていればいい訳でもない。トレーニング期間のスケジュール調整も不可欠である。
3. 走れる人が走る
この酷暑の中を寝ないで24時間走るのである。
もう「最高齢記録」だとか「意外なこの人が」だとか聞くとヒヤリとする。
順当に、若くてスポーツ経験の豊富な人が走ればいいのではないか。今年のような選抜形式を取り入れ、複数候補から、真剣な目線で1人に絞り込むのも良いと思う。
それでもよくよくコンディションが整わなければ、スポーツには棄権というルールもあるではないか。
4. 思わぬ話題性
24時間マラソンは、思わぬ話題が生まれるくらいの余裕を持てるようしたいものだ。
ブルゾンちえみも決して楽な道中ではなかったけれど、例年にない、ブルゾンちえみ自身のスポーツ経験から来る余裕が「落ちない化粧」という話題を生んだと言える。
ちえみちゃん、各休憩所毎に、よくぞ化粧をチェックしてくれたよ!
5. 40年を節目に
今後も松本トレーナーには、是非指導者として残っていただきたいと思う。どこの職場にも世代交代はある。次なる立派な伴走者の育成にも努めていただきたい。
40年にして、24時間マラソンの何かを変えたブルゾンちえみさんには、改めて脱帽だ!
皆様、本当に本当にお疲れ様でした。