野外ステージでの歌唱力が際立つ『ホップ・ステップ・ジャンプ』。秀樹を囲んでフォークダンスまで満喫できる最高の１曲です。
１. 『ホップ・ステップ・ジャンプ』
「ホップ・ステップ・ジャンプ」は、１９７９年５月２１日にリリースされた西城秀樹の２９枚目のシングルである。秀樹２４歳。
作詞：山崎光 ／ 作曲：水谷公生 ／ 編曲：水谷公生・佐藤準
超特大ヒット曲『ヤングマン』をかっ飛ばし（総売り上げ１８０.８万枚だよ〜♩）
阿久悠が手がけた《大人の歌手》から一挙に
《国民的な歌手》になった西城秀樹。
やっぱり秀樹のファン層から小学生は外れないよね〜 w ← @(//_//)@ 奴らは凄いよ w 小学生層入れ替わっている筈なのに、常に秀樹の虜 w
さて次の楽曲が難しいところ。
もちろん、強烈な『ヤングマン』路線は継承して行く訳で … 出た新曲が『ホップ・ステップ・ジャンプ』。
２. 継承された点
明るく元気に躍動的にという全体的なコンセプトは、
そっくりそのまま『ホップ・ステップ・ジャンプ』に引き継がれている。
青空に胸をはって 翔びだそう世界へ
太陽の光浴びて みんな手と手つないで
明日にむかって行く 青春という名の
道をみんなで 今 歩いて行こう
青春は(ホップ) 立ち止まり
(ステップ) 振りかえり
(ジャンプ) 悩むけど
青春は(ホップ) 立ち止まるな
(ステップ) 振り向かず
(ジャンプ) つき進もうよ
誰にでも心やすく 肩たたいて声かけ
世界中かけめぐり みんな目と目 見つめて
空の上から見る 広がる大地 ほら
みんなそろって 夢 かなえて行こう
青春は(ホップ) 傷ついて
(ステップ) 涙して
(ジャンプ) 悩むけど
青春は(ホップ) 汗流し
(ステップ) 笑顔を見せて
(ジャンプ) 生きて行こうよ
夢のせてけ 光の中
時を忘れて 風とおどれ
ホップ・ステップ・ジャンプ
Ａ. 青春賛歌
既にここに至っては、
青春を高らかに歌い上げられる人物は
秀樹を置いて他にいなくなっちゃったんじゃないの〜？← 青春の権化出現〜 ← 大人計画は一時中断だね w
鼓笛隊が打ち鳴らすような小気味よい小太鼓の後
ブラスの高らかな前奏に
間髪入れず秀樹歌い出し
「あおぞーらーに・胸をーはっぁて・ 翔びだそーぉぉー世界ーへー
たいよーおーの・光浴ーびて・みんなー手と手ーつないーでー
明日にむかっぁてー行・く 青春というー名・の
みーちをみーんなで 今・あ・る・い・て・行こうー」
「青空」「翔びだ(す)」「世界」「太陽」「みんな」「明日」
『青春』の ※ 縁語で構成されたＡメロ、Ｂメロが
最っ高っ！なのである。
※ 縁語：ある言葉（この場合は『青春』）に縁の深い単語を散りばめて、イメージを効果的に作り出す技法。
Ｂ. 腕文字
『Ｙ』『Ｍ』『Ｃ』『Ａ』を腕文字で作る、という画期的な発想は、
サビ
「せいしゅーんはー 〈ホップ〉= 親指を立てるグッドポーズで両腕を前へ 立ーちー止ーまりー
〈ステップ〉= 右腕を上へ 振ーりーかーえりー
〈ジャンプ〉= 両腕を上へ 悩むーけどー」
と、大きなアクションをそのまま取り入れている。
Ｃ. 参加型
『ホップ・ステップ・ジャンプ』でも
大人数でリズムに乗って踊り
腕を使ったアクションを行うが、
なんと！１番と２番の間奏で
輪になって踊る圧巻のフォークダンスシーンが登場するのである。← 勿論秀樹も輪に入って手を繋いでくれるのだ！← @(*_*)@ … 意識が … 遠のいて行く …
３. 強調点
スポーツ系要素を全面に押し出したこと。
これについては秀樹本人が
「体育祭のような感じで行きたい。」と
楽曲制作の際に提案している。
しかしっ！
スポーツ系のオーラは付け焼き刃で出せるものではない。
学生時代に運動部でがっつり鍛えた者にしか備わらないオーラなのである。
因みに秀樹３姉兄弟は皆水泳部。
お姉さん、お兄さんともに水泳部部長を務め、
秀樹は自由形で県大会に出場し、優勝している。 ← 自分のことのように誇らしか〜
因みに《芸能人水泳大会》では得意の自由形は郷ひろみに譲り、
秀樹は平泳ぎで出場して優勝を連発、← チョロいもんよ
更に、もしもバタフライができる芸能人が他にいれば、
私たちは秀樹のバタフライを見られていたかもしれないのである。あ"あ"ーー（← 嘆きもロック調でお願いします @(T-T)@）
… という訳で、
タンクトップにジャージっぽいスタイルで登場する秀樹が
体操のお兄さんでもいい位に堂に行っていてカッコいい。
首にかけたタオルも、
演出とはとても思えないわ〜
秀樹がかければ当然汗を拭く為でしょ？
殊、マイクスタンドとタオル扱いにおいて、秀樹の右に出る者はいない。
このスポーツ万能男子のオーラとカッコよさに
また全国民がやられちゃう訳よ。← これは学生時代の鉄則でもある @(//_//)@b
４. 驚異の新曲発表会
さて、
この『ホップ・ステップ・ジャンプ』の神曲発表会はユネスコ村で行われた。
徹夜組２０００人を含めたファン２万人を集めてー。… って最早コンサート？
そこで感じたのはやはり秀樹の凄まじい歌唱力だ。
屋外での歌唱は声が広い空間に向かって放たれ、
果てしない容積に吸収されるので成り立ちにくい。
それをものともしないパンチを効かせた声の響きと声量。← 水泳部だけに肺活量もあるのよね〜
大サビ
「ゆ・め・のせてけ ひ・か・りの中
と・きを・わーすれて か・ぜと・おーどれーぇー」
などの要所要所で入れるつぶし声も決まって
みんなノリノリよ〜
５. いつまでも
この『ヤングマン』と『ホップ・ステップ・ジャンプ』を歌った１９７９年は凄い年で、秀樹は、
第６回大阪球場コンサート「BIG GAME'79 HIDEKI」
第２回後楽園球場コンサート「BIG GAME'79 HIDEKI」
では、伝説の『Epitaph 』を披露している。
とにかく野外で活動しまくっているのだ。← @(//_//)@ わ〜い♩
今回改めて聴いてみると、
ワールドカップやアスリートたちの躍動感に
これ程ハマる曲と歌声も珍しいのではないか、
と強烈に感じた。
秀樹が語ったように、
体育祭でオリンピックで（公式曲以外もかける柔軟性をお持ちになって… @(//_//)@ ← 敬語猿 ）野外活動で … と、是非是非かけまくって頂きたい。
@(//_//)@ それではこちら ⤵︎ 『夜のヒットスタジオ』が凄いことになっています。みんな楽しそうよ〜♩
西城秀樹『ホップ・ステップ・ジャンプ』
西城秀樹 - ホップ・ステップ・ジャンプ Live 1979年
@(//_//)@ こちら ⤵︎ 海兵隊姿での『ホップ・ステップ・ジャンプ』です〜♩
ホップステップ（バックで踊るＴＡＫEさん）
🔻 @(//_//)@ 敢えて、こちら ⤵︎ 『ヤングマン』との聴き比べをお勧め致しますわ。
www.tatazumai.space
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