1. ジャニー喜多川
ジャニー 喜多川(ジャニー きたがわ、Johnny H. Kitagawa、本名: ジョン・ヒロム・キタガワ (John Hiromu Kitagawa)
1931年〈昭和6年〉10月23日 生まれ。
ジャニーズ事務所を創設し経営。
天性の才覚で10代そこそこの少年を自らスカウトし、育て上げた。
その様は、スカウトマンと音楽プロデューサーと実業家とを兼任するかのような働きぶりであった。
ジャニー氏が結成に導いたグループや歌手は、郷ひろみ・近藤真彦・フォーリーブス・SMAP・少年隊・KinKi Kids・嵐・光GENJI・V6・TOKIO・KAT-TUN・関ジャニ∞・と数知れず。← (//_//) 暗唱できるのだけでも並べきれないや。
このグループ群は総称して「ジャニーズ」と呼ばれ、
それぞれを取り巻くファン達の総称は「ジャニオタ」。
シングル1位獲得作品数は実に439作品にのぼり、総売上枚数は1億4821万枚。
2. 少年愛
一方で、ジャニー氏の美少年に対する特殊な感情も有名であった。
スターとして生涯を約束される程の名声と金銭を手に入れる代償として、
少年達に強いたというセクハラ行為は、
おぞましいの一言に尽きる。
〈ジャニー喜多川氏が『週刊文春』を相手取り、名誉毀損を訴える為に起こした裁判の経緯〉
一審ではジャニーズ側の勝訴となったのだが、二審ではセクハラ行為の部分は事実であると認定して損害賠償額が減額された。
「週刊文春」によれば、控訴審判決のなかで東京高裁は<喜多川が少年らに対しセクハラ行為をしたとの各証言はこれを信用することができ、喜多川が少年達が逆らえばステージの立ち位置が悪くなったり、デビューできなくなるという抗拒不能な状態にあるのに乗じ、セクハラ行為をしているとの本件記事は、その重要な部分について真実であることの証明があった>と結論づけたという。(「WEZZY」 より一部抜粋)
この少年愛故に、
魅力的な少年を見抜き
有する特性や能力も看破し
絶妙なグループ構成と
それぞれに合う個性を与え発揮させることができたこと
も確かであろう。
しかしそれは己れの偏愛と犯罪行為の上に築かれたものであり、
ジャニーズ事務所の経営が長期に渡るに連れ、
随所で綻びも見せることとなった。
3. 愛という名の自己中
ジャニーズ帝国が拡大し、
ジャニオタを中心とするTVにおける視聴率の安定確保が確立され始めると、
ジャニー氏は、他の事務所のタレントのTV出演を制限し始めた。
な〜に、言うことを聞かないTV局があれば、
「それではジャニーズの子達は、YOUのところには出演させないよ。」
の一言で済む。
かくてTVはジャニーズ達で溢れ返った。
4. 愛という名の抹殺
更に、
ジャニーズ事務所からの独立を画策し実行した少年達は、
ジャニー氏によって、
どの番組にも出演できなくなった。
な〜に、言うことを聞かないTV局があれば …… 以下同文。
それは、職業選択の自由や人権侵害までをも想起させた。
社会に出て数年の青年や少年が受けるべき仕打ちを遥かに超えていた。
ジャニー氏の手にした巨大な権力と
何よりも、執拗で偏執化した愛が
ジャニー氏をほしいままに狂わせたと言えよう。
5. 今後
ジャニー氏は
特に寵愛していた3人の青年達に後継を託して去って行った。
新社長には、
姉の藤島メリー泰子氏(元副社長・92歳)でなく、
メリー氏の娘である藤島ジュリー景子氏(元副社長・52歳)が就任するようだが、
実質上のご指名を受けているのは、滝沢秀明氏(37歳)で
新たに『ジャニーズアイランド』を設立している。
もう1人のお気に入りであった松本潤氏(35歳)は、
ここ数年演出を一任されて来たが、
NHKの報道番組『あさイチ』に本日出演した際には、
驚愕する程顔が浮腫み、
端正な松潤の面影が失せていた。
疲労によるものか、
襲い来る重圧によるものかは分からない。
残る寵愛者 堂本剛(40歳)は、
作詞・作曲を担うようになっていた。
しかし4年前から
突発性難聴やパニック障害などの精神疾患に罹患したことを公表している。
おかしいではないか。
何故スターとして活躍する彼等に
それと並行して
事務所を担うに必要な重い柱を背負わせるのか。
何故専属の外部の人間を入れないのか。
『自身の帝国は寵愛する( 元 )少年達に継がせたい。』の一念。
狂気だ。
脳内はおとぎの国と化したか。
まさしく『ジャニーズアイランド』だ。
ん …… ?
ジャニーきた川 → たき沢秀明 …… か。
笑止。
6. 安堵組
一方で、
『ふくしまプライド。』新CM発表会2019」が12日東京都内で行われ、TOKIOの城島茂と松岡昌宏が出席した。
彼等は自然な笑顔でもって
ジャニー氏逝去に関し、
前向きなコメントで対応した。
同日行われた
ジャニーズ総勢150名余による家族葬においても
司会の国分太一(TOKIO・44歳)と井ノ原快彦(V6・43歳)が
場をわきまえた明るさで会を仕切ったと言う。
しかし、
彼等とて要塞を失った今、
安穏としてはいられない。
7. 〆切前崩壊組とギリセーフ組
言うまでもなく
SMAPと嵐のことだ。
以前に彼等2グループについて書いた記事をもって
彼等の明暗としたい。
⤵︎ SMAP
解散はやむなし、で見るに耐えなかったです。
けれど「立つ鳥跡を濁さず」のプロ精神で
最後のステージは務めた方が良かったと思います。
(//_//) もう一踏ん張りが未来を変えることもあるね〜
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⤵︎ 嵐
仲の良さが幸いし、
ギリギリ逃げ切ったね。
「仲良きことは美しき哉」by 武者小路実篤
(//_//) 昔の人はうまいことを言うもんだ〜
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⤵︎ さてさてそれでは
全てのものを浄化する
嵐の歌を聴きながらお別れしましょう。
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末筆になりましたが、
ジャニー喜多川氏のご冥福をお祈り申し上げます。
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