北欧インテリアと合わせることも多い人気のギャッベ。ギャッベの良さや魅力を追いながら購入の際のポイントをお話します。
1. ギャッベ
ギャッベとは、
古くからイランの南西部のザクロス山脈一帯に住む遊牧民によって織られている
「(毛足の長い)絨毯」のことを言います。
自分たちの育てた羊の毛から 糸を紡ぎ、
自生する草木で色を染め、手織りで織る。
そんなシンプルな自給自足の集積が
1枚の絨毯を生み出し、
家族で受け継がれながら使われています。
手織りですから、
全てが一点ものです。
しかも織り上げられる図案は、
織り手の女性の頭の中にのみあるので
同じ図案を再現することは難しく、
究極の一点ものと言ってよいでしょう。
長〜く家宝のようにひきつげるものだけに、
大満足できるギャッベを選びたいものです。
そこで、ギャッベの選び方・どのようなポイントで購入したら良いのか等
私の体験した中で得た知識をお話したいと思います。
2. ギャッベ展(展示即売会)
@(//_//)@ 桜色の絨毯を購入した大正堂さんで、春と秋に大掛かりなギャッベ展を開催するのですよ。← ゲー!危険地帯
いつも目の保養にネ、
地味〜に存在感な〜く拝見させて頂いていたのです。
それが今回、
ギャッベに先駆けて桜色の絨毯を購入していたので、
わざわざご招待券を頂いたのでした。
現在ですと、
ギャッベも既に工業化されていて
典型的なパターンのものを中心に、
機械織りで仕上げたものが広く出回っています。← (//_//) 充分ですよ〜。仕上げもきちんとしたものです。
ただ、現地の方が織られたお手作り品を見てしまうと …… その歴然たる差に愕然となさるかもしれません。
色といい、艶といい、デザインといい、全体の味わいがまるで違うのです。
もし手作り品をご希望でいらっしゃいましたら、
このような展示即売会を利用されるのは非常に良いと思います。
何故ならお店の普段の品揃えは
やはり手頃な機械織りのものが中心となるからです。
一方で、展示即売会ですと← 特に恒例化している催しですと
販売側も『手織りギャッベで勝負』の腹を括っているので、
手織りギャッベオンリーに絞り、フロアーの相当な面積を使って大展開して下さいます。
一面の手織りギャッベは、眺めるだけでお勉強になります〜
大きさは、玄関マットサイズから六畳一面に敷けるものまで見事に揃っていました。
何よりもデザインが豊富ですね。
毎回、新しい個性で織られたデザインが相当数登場します。
まさに一期一会の世界です。
3. 初日を狙え
今回の『ギャッベ展』のような催しでは、
全ての商品が出揃う初日にお出かけになることをお勧めします。
それも開店時間に合わせて行かれると、尚better。← 皆さまお忙しい中、ご無理申し上げてスミマセン @(._.)@ ヘコヘコ。
何故ならば、@(//_//)@ どのジャンルにもいらっしゃるのですよ。目の超えたマニアの方々がー。
様々あっても惹かれるものは同じ、って、得てしてあることなのですよね。ましてや愛好家が集う場では、1点も欠けていないシーンから臨みたいものです。
今回の初日は金曜日でしたので、土日の盛況前に見てしまえ!と出発。
そうしたら、
案内役に桜色絨毯購入時の担当の方が付いて下さって
丁寧な説明をして下さったのです。
@(//_//)@ ← 好きなだけにウキウキ。← 私、リュック背負っての登場でしたけどね〜
4. 購入時のポイント
先ず1枚1枚の吟味には相当時間を掛けました。
【購入時のポイント】
① 敷く場所や目的がはっきりしている。
* 応接間と和室は、祖父母に優しいように絨毯を敷き、
家具は最小限にして使用する予定です。
つまりメインは絨毯 & ギャッベとなります。
② 説明をよく聴く。
* これだけのお買い物になりますと、
珍しい柄、織り手の腕前、絵柄のセンスなど、抑えるべき知識や売り手にしか分からない情報がぎっしり。現物を目の前にしながらなされる説明は非常に説得力があり、選ぶ際の大事な手掛かりとなります。
③ 事前にお部屋を見て頂いているとベスト。
* 今回は案内の方が、自宅の様子も既に敷いてある桜色の絨毯もご存知だったのが、非常に有効でした。
案内の方も手掛かりがあるので、自信を持ってピタピタとご説明されます。← お部屋の画像をお持ちになるだけで、商品選びがスムーズになると思いますよ。
④ お気に入りに出逢ったらご予算の許す限り、ご購入の時です。
* ギャッベの珍しい柄は1回限りの出逢いです。
図案らしいものは存在しない状態で作るので、
全く同じレア柄・色調は2度と出ません。← (//_//) 言い切ってしまった ……
5. いとひばギャッベ
…… 熟考の末、
イトヒバをデザインしたギャッベを
2パターン( = 2枚ってことだよ〜 @(T-T)@ ← ヤダ、泣いてるw?)購入しました。… しちゃったね〜
応接間とひと続きになっている和室用に
濃紺の地一面に、大きなイトヒバが枝を広げているギャッベを
選びました。
応接間用には、少し凝ったアイボリーの地に、
蕾のような葉っぱのようなものをギッシリと付けたイトヒバの枝が
平行に並びながらグルッとひと回りしているパターンものをー。
6. お揃いの奇跡
丁度ひと続きにしようと奮闘中の部屋に、
同じイトヒバ柄のギャッベを敷くことは、
この上なくオシャレな趣向なのではないかな … と考えました。
しかもどちらもレア柄で、私自身凄く気に入っています。
こんなラッキーな奇跡は、もう起こらないのではないでしょうか。
インテリアのメインとなるものなので、
この位お気に入りのものを選んで
正解だとも感じました。
更に、イトヒバは「幸せ」と「繁栄」と「家の守り」を意味します。
この2枚を代々引き継いで行かれたらいいな … とも思いー。
1階は祖父母を中心とした共有空間なので、
じっくり少しずつ整えていく予定です。← (//_//) 実は出費が痛くてはかどらなかったのであった …… w … あ!
たまたまだったのですけれど、
同じ店舗での大物買いが幾つかある時には、一遍に購入してしまった方がお値引き率が大きくなるのでかな〜りお得です。← 余程の計画性と運がないと無理ですけれど〜 @(//_//)@ ← 強運だけが取り柄の猿🐵くん w
上記は商人様にとっては常識的なサービス対応だそうですので、値引き交渉の機会があれば、お役立て下さいませ。
☆ 関連記事です @(^_^)@ キキッ!
www.tatazumai.space
🔻 こちらのボタンをポチッと押して頂けますと、ナナ猿🐵くんのランクがアップします。
応援してくださるととても嬉しいです。
にほんブログ村